広告屋の異常な愛情

~または私は如何にして心配するのを止めてタバコを愛するようになったか~

プレゼン資料に詰め込む情報量に関して

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こんにちは。
昨日、Facebook経由でこんな記事を読みました。結構前の記事ですがどうも納得できず。

next.rikunabi.com

というのも、例えばこれ。いい資料なの?これ。

 

文字多くない?全体的に1Pに詰め込む情報量が多い気がします。個人的好みで言うと、LinkedInの資料位がマックス情報量じゃないでしょうか。

 

 
広告屋という職業柄、企画書、プレゼン資料を作成する事、また人前でプレゼンする事は結構多い方だと思います。広告関連の仕事しかした事ないから他業界の事あんまり知らないけど。個人的に気を付けている点は1Pに情報量を詰め込みすぎない事。何故かというともう理由はたった一つ。
 
■1Pに詰め込む情報が多い=文字量が多くなる=文字級数が小さくなる

プレゼンを紙でやるのか、プロジェクターでやるのかにも関わってくるのですが、どっちでやろうが、文字量は少ない方がよいと思います。プロジェクターでやる場合はそもそも文字見えないですよね。昔上司に10.5P以下は絶対に使うなとの教えは今も守っております。※注釈は別
紙でやる場合も、文字量が多いとプレゼンされる人が資料読み込んじゃってプレゼンしている人の事を見なくなっちゃうんですよ。プレゼンしている時って聞いている人の表情、理解度とか確認しながらやりたいじゃないですか。内容が理解されていないようなら、もうちょい細かく説明する、よく理解されているなら割愛して他の部分に時間を使う。こういうテクニックが使えなくなるのは大きなデメリットだと思います。

個人の好みになっちゃうかもしれないのですが、文字量が多いプレゼン資料ってもうそれだけで読む気がしなくなるのですよね。文字量が多いと‘何が言いたくて’‘何が重要な情報なのか’が読み取り辛くなるのですよね。
1Pに詰め込む情報量が少ない場合のデメリットもあるのはあります。
 
①1Pに詰め込む情報量が少ないとP数が増えてしまう。
②情報量を省略しちゃうと、プレゼンされた会社で資料が一人歩きし理解されない、または間違った解釈をされる場合がある。
 
とかがアルアルネタですかね。上記デメリットが怖い場合はプレゼン時の資料と、プレゼン後に渡す資料を両方用意すれば問題なし。面倒かもしれませんが、一旦詳細なプレゼン資料を作成する、次にその資料から贅肉を削っていき筋肉質なプレゼン時資料に仕上げるって手順踏めばそう面倒くさくもありません。究極の即戦力のプレゼン資料って高橋メソッドではないでしょうか。

matome.naver.jp

プレゼンされている人の顔見てやるプレゼンがやっぱり楽しいですよ。
では。 
でかいプレゼン 高橋メソッドの本

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