広告屋の異常な愛情

~または私は如何にして心配するのを止めてタバコを愛するようになったか~

『大人のチョコバット』の戦略に大敗北しました。

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こんにちは。

昨日、コンビニにで『大人のチョコバット』なるもの見つけて買ってみたのですよ。懐かしくて。その『大人のチョコバット』食べてみた感想一言で言うと。

不味い。すごく不味い。

www.sanritsuseika.co.jp

甘さ控えめ、アーモンド付き。で不味い。中身パサパサなのは本家チョコバットも同じだった記憶があるのですが、甘さ控えめな分、パサパサ具合が協調されて凄く不味い。三立製菓さん、何でこんな不味いもん発売してしもうたんや。

そもそも駄菓子なんて子供が買うもので甘さ控えめにしちゃいけないし、『大人の』ってつけるのであれば、大人が美味いと思うクオリティにしあげなきゃいけないのに、到底その域に達していないですよ。こんなもん売れるかい!三立製菓さんやっちまったなー!!

…と食べた瞬間は思ったのですよ。

しかしですね。よくよく考えてみると、三立製菓さんの深い戦略に気付いてしまいました。

まずですね、『大人のチョコバット』って誰がターゲットって事を考えますと、まあネーミングの通り『大人』ですよね。『子供』は買いません。自分と同様、懐古の情でつい『大人のチョコバット』を手に取ってしまう人も多い事でしょう。その『大人』が食べた感想が、『凄く美味い!』と思った場合は、リピート買いするかもしれません。万々歳ですね。でも逆に私みたいに『不味い!』と思われた場合、これでもよいのです。何故なら『昔食べてたチョコバットってこんな味だっけ?もっと美味しくなかったっけ?』と思ってしまうのですよ。結果、本家チョコバットを買ってしまう。結果的に全体売上に貢献しているのです。不味いのに。更に大人になった少年達は、不味さに腹が立ち、ブログやらSNSやらに書き込んじゃう人もいるかもしれません。私みたいに。

いやー、見事にやられた。今日の帰りに本家チョコバット買いたくなってきなー。やるなー、三立製菓さんの戦略に見事にはまってしまいました。悔しいのでホームランバー買ってかえろう。売ってるのかな。

では。 

三立製菓 チョコバットエース 1本×30本

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