ブランド価値毀損してますよ!!という営業トークに違和感。
こんにちは。
インターネット広告でよくある営業トークとして、
『うちのアドネットワークは優良法人サイトにしか露出しないのでブランド価値を毀損しませんよ!』
ってのがあります。例えばこんなの。
確かにアドネットワークやら、DSP(SSP)やら露出先が良くわからない広告商品が現在結構なシェアを占めており、気にされる広告主、代理店もたくさんいらっしゃると思います。個人的にはコレに大きな違和感じており。
確かに弩エロい変態向けコンテンツサイトに自社の広告が露出されていたらブランド価値が毀損されていると思うかもしれません。でもですよ。その弩エロい変態向けコンテンツサイトを見ているユーザーがブランド価値なんか気にするでしょうか?
『いやー、(例えば)BMWは弩エロい変態向けコンテンツサイトに広告出してんのか。買うのやめよー。』
って弩エロい変態向けコンテンツサイトを好んで見ているユーザーが思うのでしょうか?
否ですよ、否。多分何にも気にしてないですよ。だって好きでそのサイト見にきているんだから。そもそも『ブランド価値』とやらを気にする高尚()なユーザーは弩エロい変態向けコンテンツサイトに来ないですよ。 まだ、
『その弩エロい変態向けコンテンツサイトに見込み顧客層はいないですよ!無駄打ちやめましょう!』
って、営業トークならまだ解る。まだ解る。でもこれが間違っています。個人的な経験値で言うと弩エロい変態向けコンテンツサイト等、阿呆で馬鹿が見るメディア程広告効果が高いのですよねー。広告効果を何とするのかはいろいろ議論があるのですが。コレを私馬鹿ターゲティングメソッドとして推進しているのですが、その話はまたの機会に。あ、さすがに違法コンテンツサイトに露出されるのは不味いと思いますけどね。
では。
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